座り方で首こり、肩こりを撃退!
2021/08/14
首こり、肩こりを改善させる座り方
多くのデスクワーカーなどが、日常的に悩まされている肩こりや首こり。一時的にしか良くならず、「デスクワークをしているかぎり、治らないもの」と諦めていませんか?でも、慢性的なコリがちょっとのセルフケアで楽になったら嬉しいですよね?
今回は簡単に試して頂ける椅子の座り方をご案内させて頂きます。
●まずは4つの基本、思い込みを改めてみる
1. 坐骨は股の間にある
座るときの土台となる骨が坐骨。これはお尻の側にあるとイメージしている人が大半ですが、実はもっと前側の股の間にあるのです(お尻で感じるのは、傾いた坐骨の側面です)。
2. お腹の真ん中に背骨がある
背骨は、背中側にあると思っていませんか?実は背中を触ると感じられるボコボコは棘突起で、背骨の本体はもっと奥。つまり腹部のほぼ中心を走っています。
背骨は背中側にあると思い込んでいると、背面の筋肉が緊張して立っているだけで疲れてしまうのです。
3. 食道のすぐ後ろに首の骨がある
首の骨は、首のどのあたりにあるかイメージできるでしょうか?
正解は「食道のすぐ後ろ」。
ゴクンと飲み込むところの後ろに、頭蓋骨の下からつながる背骨のラインがあることを意識するようにします。
4. 頭をふんわりのせる
座骨、背骨、首の骨を3つの積木と考え、その積木を正しく積み上げた上に頭を「ふんわりのせる」イメージで座るようにします。頭でもって、ソフトにバランスをとって姿勢を安定させるわけです。
●凝りにくくする楽な座り姿勢は?
「4つの基本」をふまえて、では具体的にデスクワーク時はどんな姿
勢にすべきでしょうか。
・坐骨を意識して座る
立ったときに2本の脚の間にあるのが坐骨です。坐骨を意識して座ってください。これで、最初の「積木」である坐骨の部分が正しい位置に収まります。
・背骨の位置を整える
肩が前に寄っている状態になりやすいので、少し上に伸びるようにしましょう。背中の真ん中が張らないように、背中全体が少し前に行くようにします。
少しの意識から初めてみて下さい。少しずつでも続けていくと習慣化されていきますよ♪